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楽しく笑顔あふれ
盛大に収穫祭
(2/2)

奈良 東京

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大豆のまめちゃんプロジェクト

 東京の新婦人・農民連

 新日本婦人の会東京都本部と東京農民連が共同で行う「大豆のまめちゃんプロジェクト2016」のフィナーレとなる大豆収穫祭が11月5日、東京都清瀬市の小寺農園で行われ、22人が参加しました。

 自分たちで植えた大豆は、残念ながら長雨による生育不良で収穫できずじまいでしたが、茨城県南農民組合の大豆を使っての納豆作りに挑戦。わらづと作りから取り掛かりました。

納豆づくりに挑戦
子どもはイモ掘りにも夢中

 ご飯が炊けるまでの間、子どもたちはサツマイモ掘りに。「見つけた!」と歓声が上がり、一生懸命掘り出します。初めて触れる土の感触に戸惑う小さな子どもや、掘ったイモをうれしそうに見せる子など、豊かな表情を見せていました。

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私も掘れたヨ!

 掘ったイモはふかして早速お昼にいただきます。みんなで作った豚汁や窯で炊いたご飯のおにぎりなど。神奈川農畜産物供給センターのソーセージなども出て「おいしい!」と笑顔がはじけます。

 東京農民連の武藤昭夫事務局長は「ハプニングだらけですみません」と謝罪。また、都市農業基本計画の策定にも触れ、「都市の農地は残すべきものと国が方針を変えた。みなさんとの運動を続けてきたが、ようやく変わってきた。また来年も一緒にがんばっていきたい」と話しました。

 参加者からは「種まき田や草取りなどをあれだけがんばっても大豆にならないなんて。農業の大変さがよく分かりました」という感想も出ました。

 狛江市から参加した谷山和男さん(52)、桂子さん(40)夫妻は、娘の凛々さん(7)、悠愛さん(5)と一緒に参加しました。桂子さんは「子どもたちが土に触れる機会があまりなく、楽しそうに芋ほりをしていました。私自身も納豆作りは初めてでとても楽しく、ご飯もとってもおいしかったです。こういう体験を自分も子どももまたしたい」と感想を述べました。和男さんも「納豆を作るというのが心に刺さり、私が率先して『いこう』といって参加しました。わらに入れて納豆を作るのは初めてなので、おいしくでき上がるのが楽しみです。みんなで外で一緒に、ご飯を食べるのはいいですね」と満足そうでした。

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わらづとに大豆をつめていきます

(新聞「農民」2016.11.28付)
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2016年11月

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