畑de憲法カフェやっちゃいました!
焼き芋食べて憲法の話しよう
ママの会@三浦(神奈川)
奥村 雅美さん
私は神奈川県三浦半島の野菜農家です。青首大根、キャベツ、スイカを作っています。農民連の新聞「農民」をいつも読んでいます。
「ぼく、戦争なんか行きたくない」――昨年、安保関連法が強行されたときの小学生の息子の叫びです。これを聞いて「私も何もしないではいられない!」と思い、三浦でも「ママの会@三浦」を始めました。息子も自分でプラカードを作って一緒に毎週駅前に立ち、戦争法廃止を求める2000万人署名を訴えてきました。
10月30日には「畑de憲法カフェ〜お芋ほり&けんぽうのお話〜ママの会@三浦」を開きました。三浦で初めての憲法カフェです。遠いようで実は身近で大事な憲法について気軽におしゃべりしようという憲法カフェ。気になっていてもなかなか参加できなくて、せっかくお芋の時期だし、いっそのこと芋掘りとセットにして、焼き芋を食べながら、憲法のお話を聞こうと、思い切って自分の家でやっちゃいました!
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子連れのママたちが集まって憲法を学ぶ大切な場に |
7月以降、「ママの会@三浦」としてのアクションはやっていなかったのですが、他の地域の「ママの会」のみなさんと交流するなかで、改憲が言われはじめている今だからこそ、憲法の中身をしっかり学んで、「次は憲法まで変えられちゃう」みたいなことにならないように、動きをつなげていかないと!と、「明日の自由を守る若手弁護士の会」の弁護士で、小さな子どものお母さんでもある太田啓子さんを招いて憲法カフェを開きました。
当日はおとな13人に子ども15人が集まり、とってもにぎやかな会となりました。午前中にお芋を掘って、ランチを囲んでたっぷり交流してから、太田さんの憲法のお話。ちびっ子たちが遊び回るなか、どうなることかと思いましたが、子連れのママたちが集まって学ぶ、大事な場になりました。
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午前中は芋掘りも |
これからも引き続き「畑de憲法カフェ」を続けていきたいです。次は大根か、キャベツか、じゃがいもか…。
(新聞「農民」2016.11.21付)
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