「農民」記事データベース20161114-1238-07

新婦人との産直運動30年記念

わくわく産直フェスタ

茨城

関連/旬野菜たっぷりのお弁当づくり


新たな発想で
これからの産直
切り開きましょう

 10月15日、茨城県小美玉市で、新日本婦人の会との産直運動が30年目になることを記念して、「わくわく産直フェスタ」を開催し、98人が参加しました。

 新婦人・農民連の双方から、安心・安全でおいしい地元の農産物を届け、食べる運動の山あり谷ありの道のりが語られ、「新たな発想でこれからの産直を切り開きましょう」と呼びかけました。

 農民連食品分析センターの八田純人所長が、「食の安全は大丈夫?」と題して記念講演。中国産冷凍ホウレンソウの分析にもとづいて食品衛生法も変えさせた経緯を詳しく聞き、改めて分析センターの役割の大切さを実感しました。直後に分析センターの募金を呼びかけたところ4万5000円の募金が寄せられました。

学んで食べて盛りだくさんの交流

 昼食に各組織から持ち寄った手料理は全てレシピ付き。みんな夢中になって食べました。茨城の大豆「金砂郷在来青御前」で作った豆腐も販売しました。

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みんなで「いただきまーす」

 昼食のあとは国際マメ年にちなんで、塗箸で大豆をつまんで移す「大豆リレー」をチーム分けして競争しました。「よーい、ドン!」で音楽が鳴ると、慌てるのかうまくつまめず、思いのほか盛り上がりました。

 竹細工、わら細工、折り紙で作る野菜、野菜ハンコで絵葉書づくり、ちひろカレンダーで作る紙袋、ウインナーの添加物実験の6つに分けたお楽しみコーナーは、どのコーナーもそれぞれの作業に熱中して、最後はできあがった作品にご満悦の様子でした。

 野菜ビンゴゲームで景品をもらって、最後は産直センターの野菜や加工品を買って帰りました。なんとも盛りだくさんな、楽しい一日でした。

(茨城農民連 村田深)


旬野菜たっぷりのお弁当づくり

奈良県農民連加工部が調理の仕方を講義

 10月7日、奈良県大和郡山市三の丸会館でコープ自然派奈良の自主活動で「旬菜弁当」の講習会が開かれました。奈良県農民連加工部「農家のくらし『ほくわ』」の大西久仁子さんが講師となり、旬の野菜を使った野菜たっぷりのお弁当を参加者16人で作りました。

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大西さんが講師でお弁当づくり講習

 メニューはズイキのあえもの、そうめんかぼちゃの酢の物、かぼちゃのミンチいためなど7種類で、調理の仕方を講義しました。

 大西さんは「喜んでもらえてよかった。ぜひ旬の野菜のおいしさをいろいろな人に味わってもらいたいです」と話していました。

 野菜生産者の顔すべてがわかる

 食品偽装問題が後を絶たない時代にあって、奈良県産野菜100%の生産者の顔がすべてわかる農民連の弁当は最高のぜいたくといえるかもしれません。農作業等の合間の忙しい弁当作りですが、自分たちの弁当に自信を持って続けていきたいと思います。
(奈良県農民連北和センター「北和だより」10月号)

(新聞「農民」2016.11.14付)
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2016年11月

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