農のこころ丸山美沙夫
新米を噛みて戦後の遠くあり 美沙夫 日本人の主食である新米を食べられる喜びは格別である。新米を噛みしめるとき、敗戦後の食糧難の頃がふと過る。昔から農家であっても無造作に新米は食べられなかった。今は飽食の時代とも云うが、果してどうなるのか。TPP承認をめぐって重大な局面にある。関税撤廃によって、日本農業を壊滅させてはならぬ。
(新聞「農民」2016.11.14付)
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[2016年11月]
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