農業が支える産業は数知れぬTPPから食とくらし・いのちを守る宮崎集会
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風雨のなか、熱い思いで集まった参加者たち |
集会では、共同代表の藤原宏志さん(元宮崎大学学長)が主催者あいさつ。全農協労連九州地本の赤池慎一書記長は「GDP(国内総生産)の1%しか占めない農業ですが、その1%で自給率40%を維持し、その1%に関連する産業は数知れません。そして、農協の職員として、日本の農業を農民とともに守っていきたい。だから、農業を破壊するTPPは断固反対します。宮崎県民のみなさん、一緒に反対しましょう」と熱く力強く訴え、続いて3人の方が訴えました。
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和牛のはりぼてがデモを先導 |
集会後には、20年前のWTO(世界貿易機関)協定反対デモに使った「牛の張りぼて」を乗せたトラックを先頭に、宮崎県庁までデモ行進を行いました。
集会では、全国食健連の坂口正明事務局長が「情勢と今後の闘い」について報告しました。
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「TPPはノー」とパネルを掲げました |
野党各党からは、共産党、自由党があいさつし、民進党、社民党などがメッセージを寄せました。続いて各分野から次々とTPPの問題点を告発し、「民主主義を踏みにじる今国会での批准は許さない」との集会アピールを採択しました。
集会の後、参加者はトラクターを先頭にデモ行進。「暮らしを壊すTPP、批准をやめろ」「農業つぶすTPP、批准をやめろ」とコールしながら沿道の市民にアピールしました。
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トラクターを連ねて市民にアピール |
[2016年11月]
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