農のこころ丸山美沙夫
植田早や山を鎮めてまどろめり 高橋シゲ子 俳誌『俳句人』から。田園地帯一面が植田になる。農作業もひと段落するとき。蛙の賑やかな鳴き声も消え、辺りの山々もすっかり緑になって、ほっとするひとときの静けさである。この句は、その情景をリアルに詠みとっている。集落や地域ではこの時期「農休み」という休日を設け、楽しい行事なども行われている。
(新聞「農民」2016.6.20付)
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[2016年6月]
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