安倍首相の野望必ず阻止

32の1人区で必ず勝利しよう

市民連合・総がかり行動
6・5国会行動

　集会には野党4党のうち、民進党からは枝野幸男幹事長、共産党は山下芳生副委員長、社民党からは吉田忠智党首が参加し、あいさつ。参院選32の1人区すべてで統一候補が決まったことが報告されると、会場は大いに沸き立ちました。

　各界からも発言が相次ぎました。「安保関連法に反対するママの会＠日野」の星野さなえさんは「戦争で命を奪われるのは子どもたちです。もう誰も殺されてほしくない。これが私の願いです。戦争できる国づくりをやめさせて、平和主義でできることを探しましょう」と訴えました。

　ジャーナリストの高野孟（はじめ）さんは56年前には安保闘争に参加していました。「この年になってまた安保をたたかうのかという思いだ。安保も福祉もＴＰＰも辺野古も原発もすべて命にかかわる問題でつながっている。こんな世の中残して無責任に死ねない」と怒りのスピーチを行いました。

　総がかり行動実行委員会の高田健さんが「戦争する国にさせないという希望を持ち続けた結果、32選挙区すべてで野党の統一という、日本の政治史上なかったことを成し遂げた。参院選では戦争法の発動や、改憲という安倍首相の野望を必ず阻止しよう」と最後に呼びかけ、参加者は国会に向かって力強くコールをしました。

政治を市民の力で変えよう

国会前行動に呼応
青森市でも連帯集会

　集会には、参議院選挙区候補者の民進党のたなぶまさよさんも参加し、「なんとしても安保法を廃止しよう！　立憲主義を取り戻そう！　平和主義を貫こう！」と、力強く訴えました。

　集会終了後、参加者は市内をパレードし、「戦争法を廃止しよう」「政治を市民が変えよう」とアピールしました。

　青森県内では、同じ時刻に西津軽郡鶴田町でも「戦争法廃止！西北五（せいほくご）集会」が開かれました。