農民連ふるさとネットワーク
主婦会館前で“産直市”
福島から「野馬土」も参加
農民連ふるさとネットワークと主婦連合会が共催している産直市が、6月1、2の両日、東京・四ツ谷の主婦会館前で開かれました。
埼玉県さいたま市の浅子紀子さんは大根・カブや手作りの赤飯と黒米入り餅などを販売。茨城県つくばみらい市の市川智さんは、芋茎(ずいき)や黒ニンニクなどを用意し、神奈川農畜産物供給センターの五十嵐順一さんはソーセージなどを販売しました。ふるさとネットも房総のソラマメの量り売りや、熊本城北のグリーンメロンなどを販売しました。
今回は福島県南相馬市のNPO法人「野馬土」からも、のべ4人が参加。地元のトマトや新玉ねぎ、甘酒、はちみつなどを販売。また、一等米で作った野馬土せんべい500袋を福島のメッセージを添えて2日間無料配布しました。
野馬土の職員、森山直樹さん(34)は「初めは売れるまで大変だと思っていたのですが、昼までにはちみつが完売するなど、思ったよりよく売れました。次回はもっと販売物を吟味して販売したい」と手ごたえを感じていました。
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訪れた人と談笑する野馬土の森山さん(左) |
また同じく野馬土の宍戸由美さん(24)も「最初は不安でしたが、お客さんから『がんばって』『応援してるよ』と声をかけてもらい非常にうれしかったです」と訪れた人の温かさに感激していました。
(新聞「農民」2016.6.13付)
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