農のこころ丸山美沙夫
北信濃命を繋ぐ青菜立つ 小林 茂敏 俳誌『白炎』から。北信濃は長野県北部地方の雪が多い地方であるが雪が消える頃、気温が急に上り、越冬した菜種類の青菜が茎立ちをする。これを茎立(くくだち)と言い春の季語となっている。摘んで湯掻いて食べるのもおいしい。茎もどんどん伸びて、四月下旬頃から菜の花が咲き揃う。まさに命をつなぐ美しさである。
(新聞「農民」2016.4.25付)
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[2016年4月]
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