「農民」記事データベース20160411-1209-05

戦争法施行に抗議3万7000人


安倍政権直ちに退陣
戦争法今すぐ廃止!

 「安倍政権はただちに退陣!」「戦争法は今すぐ廃止!」「国政選挙で野党は共闘!」――戦争法が施行された3月29日の夜、国会議事堂の周囲は、戦争法施行に抗議し、安倍政権打倒を求める3万7000人もの人々で埋め尽くされました。

 前半は「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が進行を担当。民進党の枝野幸男幹事長、日本共産党の山下芳生書記長、社会民主党の吉田忠智党首、「生活の党と山本太郎と仲間たち」の玉城デニー幹事長らがズラリと並び、それぞれ党を代表して熱のこもったあいさつをしました。

 「戦争をさせない1000人委員会」の福山真劫(しんごう)さん、「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」の高田健さん、「憲法共同センター」の長尾ゆりさんがあいさつ。3人とも「安倍政権の暴走を止め、戦争法廃止を実現するために、一つには、国会内外、そして地域から国民世論のうねりをつくること、二つには近づく国政選挙で勝利すること、この二つの側面から運動を強めよう」と呼びかけました。

 安倍政権がアフリカ・南スーダンのPKOに参加している自衛隊に、駆けつけ警護の任務を与えようとしている問題で、シールズ(自由と民主主義のための学生緊急行動)の男子学生が、「いよいよ本当に僕らと同年代の若者が、戦争で命を落とすことになろうとしている。そんなことは絶対に許せない! ここに来られない全国の青年の声に、安倍政権は耳を傾けてほしい!」と力強く訴え、地鳴りのような拍手が国会を包みました。

(新聞「農民」2016.4.11付)
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2016年4月

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