農のこころ丸山美沙夫
野火迫る古りし一揆の碑の裾に 藤本 昌司 『ザ・俳句十万人歳時記』から。春先の、田畑の畦畔や土手の草萌えがはじまる頃に野焼がはじまる。枯草を焼いて害虫を駆除する作業である。近年は環境問題もあって農作物の残物殻などとともに規制がされているが、今も農村の風物詩としても続いている。一揆の郷も厳しい農業の実態にある。農と起つ炎なのだ。
(新聞「農民」2016.4.4付)
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[2016年4月]
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