戦争法廃止署名500万超
安倍政権の打倒
参院選で野党勝利
総がかり行動
関連/3・15全国主要駅で一斉宣伝・署名行動
日比谷集会会場で
報告に5600人大拍手
「戦争法廃止!安倍政権の暴走を許さない3・19総がかり日比谷大集会」が3月19日、東京・霞が関で開催され、小ぬか雨がそぼ降るなか、5600人の人々が集いました。主催は、戦争させない・9条を壊すな!総がかり行動実行委員会。
集会の冒頭、戦争法廃止を求める2000万人署名が少なくとも500万人を超えたことが報告され、満席の会場から大きな拍手がわき起こりました。
「戦争させない1000人委員会」の福山真劫(しんごう)さんが開会あいさつし、「市民運動の力で安倍政権を包囲し、衆参の選挙で野党を勝利させよう。たたかう野党を全力で支えよう」と、呼びかけました。
民主党の枝野幸男幹事長があいさつし、「いま国民は、安倍政権の言う3つの矢ではなく、立憲政治の危機、民主主義の危機、そして国民生活の危機を打ち落とす3つの矢こそ必要としている。安倍政権の暴走を許さないという一点で、いま野党間で話し合いを続けている。まだ甘い、もっと急げという声もあろうかと思うが、選挙には必ず間に合わせる」と述べると、「ガンバレ!」というかけ声とともに、大きな拍手が送られました。
集会ではこのほか、日本共産党の小池晃副委員長があいさつしたほか、社民党の吉田忠智党首と生活の党の小沢一郎代表のメッセージが紹介されました。
各分野からのスピーチでは、日本医師会前会長の原中勝征さんが登壇。「主権者は国民であって、安倍首相ではない。TPPが施行されれば、たった1%の人が金融全体を支配するようになり、国の主権は国民ではなく、お金が握る社会になってしまう。野党連合で、国民のためにならないものはすべてやめてもらおう」と訴えました。
集会後、参加者は「戦争法の施行反対!」「参院選は野党が勝利!」とコールしながら、銀座までパレードしました。
戦争法廃止2000万署名
農業と戦争は相いれない
池袋駅頭農民連本部が訴え
総がかり行動実行委員会の呼びかける「東京100駅・全国主要駅 3・15一斉街宣・署名行動」が各地で取り組まれました。
憲法共同センターとしては、都内50カ所以上で開催され、900人以上が参加し、1460人分以上の「戦争法の廃止を求める2000万署名」を集めました。
農民連本部も池袋駅頭で行われた宣伝に参加しました。
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自転車に乗っている人も署名に応じました(池袋駅東口) |
笹渡義夫副会長、吉川利明事務局長らが次々とマイクを握り、「農業と戦争は相いれない。戦争法を廃止に」「改憲勢力に参院選で審判を」と訴えました。
宣伝では、農民連本部の13人が署名集めやビラ配布などに奮闘し、立ち止まって署名に応じる人や対話する人も目立ちました。
(新聞「農民」2016.4.4付)
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