「農民」記事データベース20160321-1206-09

主婦連の主婦会館「産直市」に
八丈島連合婦人会が出展


島や観光のアピールしたい
持ち味を出した逸品並べる

 主婦連合会が主婦会館前(東京・四谷)で開く産直市。農民連ふるさとネットワークとともに、注目を集めているのが、東京都の八丈島連合婦人会の出展ブースです。

 会長の持丸友恵さんが、婦人会の会合で主婦会館に通っていたとき、産直市でのふるさとネットの出店を目にしていました。「私たちもブースを構え、島のPRをしたいと、主婦連に参加を打診したところ、快諾してくれました」と振り返ります。3月2、3両日の出展で7回目になりました。

 八丈島連合婦人会は、島の女性たちで構成され、漁協、農協、商工会などの女性部の会員もいます。持丸さんは、「地域の行事や敬老会、海浜清掃など地域に根差した活動のほか、観光客を対象にした郷土料理の紹介といった観光のPRを積極的に行っています」と紹介します。

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八丈島の逸品をPRしました=3月3日、主婦会館前「産直市」

 東京から飛行機でわずか45分で行ける八丈島。温暖で自然豊か、時間がゆっくり流れ、地域の助け合いも息づいています。こうした観光資源にひかれて最近は、定年退職者や若者ら移住者が増えているのも特徴です。

 産直市では、ストレチアなど観葉植物のほか明日葉や、初日で完売した大人気のフルーツレモンをはじめ、ムロあじふりかけ、あしたば飴、島唐辛子、ジャム、マーマレードなどの会員手づくりの加工品がブースを飾り、それぞれの女性部の特徴、持ち味を出した逸品が並びました。

 来訪客のなかには、「毎回楽しみにしています。今度はいつ来ますか」などのリピーターのほか、「島には旅行でよく行きます」など八丈島ファンまで立ち寄り、対話と交流が弾みました。

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婦人会で郷土料理づくりもしています

 持丸さんは、「できるだけ長く続け、来るたびに何か新しいものを持ってきて、島をアピールしていきたい。こうした活動を通じて婦人会の活動ももっと活発にしたい」と今後の抱負を語っていました。

(新聞「農民」2016.3.21付)
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2016年3月

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