東京 江東母親大会
食の安全分科会
TPPで私たちの食品は安全か?
農民連青年部がワークショップ
2月11日に東京・江東区文化センターで開催された江東母親大会の第2分科会に、農民連青年部の渡辺信嗣事務局長と小田川遥平さんが助言者として参加しました。
同分科会は、「TPPで私たちの食品は安全か?」をテーマに開かれ、2015年の青年部総会で行った農力格付けチェックを行いました。
導入は低果汁のオレンジジュース作りに挑戦しました。濃縮還元果汁から作った20%オレンジジュースの味にみんなびっくり! さらにガムシロップとクエン酸、香料を加えて市販の味になって2度びっくり! 低果汁ジュースの実態を知り、驚きに包まれました。
格付けチェックでは緑茶、豆腐、昆布だしに挑戦。参加者は安心・安全な食品を判断できていましたが、考えすぎてしまって間違う人も。食品の背後にある問題もあわせて考えました。
ワークショップ後は、参加者で討論を行いました。時間いっぱいまで発言が相次ぎ、食の安全への関心の高さがうかがえました。輸入食品の安全性や、福島の現状などが質問で出され、小田川さんが農民連食品分析センターのカンパを呼び掛ける一幕もありました
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毎日の食品を食べて飲んでチェック |
終了後の感想では、「体感を通じて身の回りの食品の実態や見分け方などを学習できた」と好評でした。
青年部では各種のワークショップを企画していて、多くの人に活用してほしいと呼び掛けています。問い合わせは農民連青年部(Tel 03・3590・6759)まで。
(新聞「農民」2016.3.7付)
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