市民の声が野党動かした
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「戦争する国絶対反対!」「野党は共闘!」とコール |
市民連合と安全保障法制に反対する学者の会を代表して、元日本学術会議会長の広渡清吾さんもマイクを握り、「野党5党が共同して戦争法廃止法案を提案できたのは、戦争する国を許してはならないという、国会内外での市民の声の大きさが、野党を動かしたからだと確信します。でもこれはまだ始まりの一歩です。戦争法を廃止するまで、力を合わせて、がんばりましょう」と、あいさつしました。
主催者を代表して、「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」の高田健さんが今後の行動を提起、「戦争法の廃止を求める2000万人署名」への協力を呼びかけました。
参加者は、「戦争する国、絶対反対!」「野党は共闘!」とコール。7800人の熱いコールが、地鳴りのように国会を包みました。
2万8000人が国会を取り囲みました |
現地沖縄から稲嶺進・名護市長と安次富浩・ヘリ基地反対協議会共同代表が参加。稲嶺市長は政権の無法なやり方を告発し「正義はこちらにある」と指摘。国が沖縄県を訴えた代執行訴訟の被告人陳述で「正々堂々と裁判官に、国の無法を訴えていきたい。ぜひ、みなさんの力を貸してほしい」と訴えました。
安次富さんは「6月に沖縄県議選、7月には参院選がある。安倍政権は企業のことしか考えていないが、この政権は私たちの手で倒すことができる。主権者は私たち。野党共闘の実現めざしてたたかおう」と呼びかけました。
また沖縄選出の国会議員5人も連帯のあいさつに駆けつけました。
参加者は国会に向かってシュプレヒコールを行うとともに、「沖縄を返せ」を一斉に歌い、安倍政権に対して沖縄の意志を突きつけました。
[2016年3月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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