農のこころ丸山美沙夫
ゆっくりと大地を覚す耕運機 渡辺 籾恵 俳誌『俳句人』誌から。現在は耕す作業は耕耘機による作業が主力になっている。牛馬や人力で行ってきた「田打」「田返す」などと同じように、春の季語となっている。冬期間眠らせていた田畑も、エンジン音が響き、まさに大地が覚されるようだ。「ゆっくりと」が面白い。恵みを与えてくれる大地への感性なのだ。
(新聞「農民」2016.3.7付)
|
[2016年3月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2016, 農民運動全国連合会