農民連青年部
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自分が村長になったつもりで考えた村の振興策を発表しました |
交流会では、地元千葉の八千代牛、多古町旬の味産直センターなどから提供された野菜を使ったバーベキューで舌鼓を打ち、キャンプファイアを囲んで温まりながら、交流しました。
寒空の下のキャンプファイアは格別 |
農民連本部の勝又真史常任委員、全労連青年部の矢澤純副部長、日本民主青年同盟の小山農委員長、全農協労連青年部の安達祐気副部長、日本共産党の斉藤和子衆院議員が来賓のあいさつを行いました。
特別報告に続いて幹事会から議案の提案を行い、植田修部長が「今年は関西以西に何としても青年部を」と提起。和歌山、埼玉、宮城の各県から、活動を通じて仲間を増やした経験が報告されました。和歌山の高橋範行さんは「地域の若い農業者が集まって軽トラ市を開催。いろいろな農家がいるのでお互いの批判をなしにして、農家が主体のイベントにしようと決めて行った」と報告。組合員も2人増えています。
埼玉県の関根耕太郎さんは「『お米を食べよう!料理交流会』を行い、生産者や学童指導員、また、講師として埼玉県農民連女性部など約30人が参加した。これをきっかけに新しく青年部員が増えた」と話しました。
宮城県の平間徹也部長は映画を見ながらの学習会やシードボール体験会、福島県の青年部との交流会など多彩な活動と青年部員を1人増やしたことを報告。あわせて「今年の夏の交流会は宮城で行うので、ぜひ来てください」と呼びかけました。
充実した2日間となりました |
最後に議案を満場一致で承認し、新役員体制が発足しました。
木村さん、土肥さん両名のお話は、地域の復興、活性化をめざす身としてはよい刺激になりました。「100人の村の村長だったら?」の企画も人に説明することでイメージのあやふやな部分を明確にできたり、自分では思いつかなかったアイデアを出してもらったり、おもしろかったです。夜の交流会もキャンプファイアを囲んで語り合う楽しい体験ができました。
声掛けから始めて、4人で参加できたことはよかったと思います。全国的な交流にも積極的に参加することはもちろん、地元地域にもフィードバックしなければと思います。農業の振興で、地域を盛り上げ、地域から全国を盛り上げるという意識をもって、今後も農業に前向きに取り組みたいと思います。
地域の課題はそれぞれですが、共通する課題(高齢化、担い手不足、労働力の問題、売り方)があるのがわかっただけでも大きかったです。若い人が地域に根を張ることで、思ったこと、やりたいことを実践していくエネルギーを産み出す必要があると思いました。
[2016年2月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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