農のこころ丸山美沙夫
御(お)降(さが)りや納屋は農機の雑魚寝(ざこね)中 美沙夫 「御降り」は、元日や三が日に降る雨や雪のことを言う。農家にとっては五穀豊穣の吉兆とされてきた。大切な農機具は納屋に寄せられ、しばらくはお休みとなる。感謝の気持ちを込めて、お飾り、注連飾などもする。出番を待つまで、ひしめく農機具にも正月はゆっくり休ませてやりたい。農の大事な相棒なのである。
(新聞「農民」2016.1.4付)
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[2016年1月]
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