30sの米袋をラクラク運搬
積み込み作業機器「お米はこぶ君」
岡山県赤磐市
松本 殷昌さんが開発
岡山県赤磐市の機械設計業、松本殷昌(しげまさ)さん(78)は、30キロ入りの米袋を簡単に持ち上げ、トラックなどに積み込める機械を開発しました。名付けて「お米はこぶ君」。
機器は、天井からつるしたエアシリンダー(直径5センチ、高さ140センチ)の先に、米袋をはさむ柵状の鉄製アーム(縦20センチ、横50センチ)がついた構造になっています。30キロ入りの米袋なら8段の高さまで積み上げることが可能です。
米を約5ヘクタールつくっている井上隆治さん(59)は「見た目以上に操作しやすく、米袋の持ち上げが苦になりません。たくさん作っている人にお薦めです」と太鼓判をおします。
価格は、設置場所などによって異なり、1台あたり12万〜25万円。松本さんは、「高齢化する農家の負担の軽減になれば」と話しています。
連絡先は、松本さん(TEL 0869・55・4819)まで。
(新聞「農民」2015.12.14付)
|