農のこころ丸山美沙夫
取り込んで納屋中温し年の暮 中島 敏子 俳誌『みすゞ』から。雪や凍結から保存する野菜の取り込みで納屋もいっぱいである。雪の多い地方では畑隅に野菜を寄せて、藁や土で囲い込んで貯蔵するなど、その地方の気象条件の中でそれぞれ工風されている。霜が降りたり、雪の降る間際に収穫すると甘味も増して新鮮な冬野菜となる。農家の智恵でもある。
(新聞「農民」2015.12.14付)
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[2015年12月]
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