「農民」記事データベース20151207-1193-04

アンフェアTPP反対

市民アクションが駅頭宣伝

関連/戦争法廃止、野党は共闘を


東京・渋谷

 「STOP TPP!!市民アクション」は11月17日、東京・渋谷駅前で、「TPP『大筋合意』なんて認められない!」とする行動を行いました。

 『サルでもわかるTPP』著者の安田美絵さんが、TPPで食品表示が制限され、輸入農産物が増えるなど、食の安全が脅かされる実態を語りました。

 「TPPって何?」のメンバーは、司会を務めた、まつだよしこさんをはじめ、4人が参加。手に日の丸を掲げてマイクを握り、「私たちは、自民党を支持しているが、TPPについては勉強し、どうなるか見守ってきた。まだよくわからないという人が多いはず。それなのに、賛成はないだろうと思う。国会議員もよく勉強し、反対の意見もあることを知ってほしい。こんなアンフェアなTPPには反対です」と訴えました。

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「自民党支持だがTPPは反対」と訴える人たち

 農民連の吉川利明事務局長は、政府がTPPの影響は少ないとする銘柄豚などについて、現場では経営環境の変化による農業への不安が大きくなっていること、「やる気のある農業者」にも影響が及ぶことなど、自らが直接聞き取ってきたことを紹介し、「地域を守れなければ農業も成り立たない。地域での運動がますます大事」と呼びかけました。

 日本共産党の池内さおり衆院議員があいさつし、激励しました。


戦争法廃止、野党は共闘を

総がかり行動実行委

強行採決から2カ月
国会正門前に9000人

画像  戦争法強行採決から2カ月の11月19日、総がかり行動実行委員会は国会正門前で9000人が集まり、行動が取り組まれました。

 参加者は、「野党は共闘を」「安倍内閣退陣」「戦争法は廃止」など思い思いのメッセージがこもったプラカードやバネルなどを掲げ、多彩なパフォーマンスで盛り上げました。

 憲法共同センターの長尾ゆりさん(全労連副議長)が、パリで起きた同時多発テロにふれ、「戦争でテロは解決できない」と訴えました。

 違憲訴訟の会の伊藤真弁護士は「戦争は最大の人権侵害。あらゆる人権を行使して戦争法廃止へがんばる」と表明しました。

 政党は、日本共産党、社民党、民主党からあいさつがありました。

 最後に、解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会の高田健さんが、「戦争法廃止を求める2000万人署名を必ずやりとげよう。戦争に反対する国際連帯を強めよう」と行動提起をしました。

(新聞「農民」2015.12.7付)
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2015年12月

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