農のこころ丸山美沙夫
新米の粒総立ちに炊きあがる 丹羽 金子 『ザ・俳句十万人歳時記』から。生産者も消費者も待たれていた新米が出来上った。炊きあがった釜の蓋を開ける一瞬を詠んでいる。「粒総立ちに」の炊事を預かる者の感動が溢れ出すよう。いまTPP交渉で大きな不安を増しているが、やはり日本人の主食として、生産地のおいしい米を安心して守らねばならない。
(新聞「農民」2015.10.19付)
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[2015年10月]
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