豪雨被害被災地(茨城県常総市)へ
農民連青年部が支援活動
9月の水害で大きな被害のあった茨城県常総市へ、農民連青年部は9月27日、参加者を募って支援活動を行いました。
青年部員ら4人が参加し、常総市内に設置された吉野サポートセンターに向かいました。途中の道路の柵がゆがんでいるなど、到着前から被害のすさまじさが伝わってきます。
茨城県西農民センターの久保幸子事務局次長と合流し、近くの公民館へ。水没した家財道具などのごみが山積みになっており、これをトラックに積んで仮置き場へ搬出する手伝いをしました。午前中は雨の中の作業ということもあり、水を吸った座布団などは重たく、なかなか進まない状況でした。
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背の高さの倍近く積まれたごみの山 |
午後からは雨も上がり、重機も到着。神奈川土建のみなさんも加勢してくれ、プロ集団の手際良さに圧倒されながらも、負けじと積み出しに奮闘しました。
久保さんは、「被災した農家はやっと床をはがして泥を出し、乾燥をさせているところ。再建できるかどうかこれから判断をする。ハウスの中に泥や稲わらが入り込んでいて、とても今年の作付けはできない」と厳しい状況を説明。「被災者は明るく頑張っているが心のケアが大切になってくる」と話していました。
(新聞「農民」2015.10.12付)
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