戦争法廃止の国民連合政府の実現へ
共産党 農民連に協力要請
“提案大いに歓迎” なごやかに懇談
日本共産党の紙智子・農林・漁民局長(参院議員)と有坂哲夫次長は9月28日、農民連本部を訪れ、同党が提案した戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府への協力を求めて、農民連と懇談しました。農民連は、白石淳一会長、真嶋良孝、笹渡義夫両副会長、吉川利明事務局長が応対しました。
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懇談する(右から)日本共産党の有坂、紙の各氏。(左から)農民連の真嶋、白石、吉川、笹渡の各氏 |
冒頭、紙議員が、国民連合政府の提案について説明し、「強行採決への国民の怒りと運動が大きく広がっている。戦争法の廃止と安倍政権の打倒は国民の願いであり、これに応えなければならない。また、憲法が根本から脅かされている今の日本の政治が非常事態にあり、立憲主義を取り戻すことが求められている。このことが提案の背景にある」と述べました。
さらに、提案について「他の野党をはじめ、各団体・個人にも呼びかけ、粘り強く働きかけていく。国民連合政府の実現のために、日ごろから一緒にがんばっている農民連と力を合わせていきたい」と語りました。
これに対し、白石会長は「国民の怒りが広がり、たたかいも継続しているなかで、国会がどうなるのか注目している。提案を大いに歓迎し、農民連としても何ができるか相談していきたい」と応じました。
懇談の中では、国民連合政府に対する質疑応答や意見交換がなされました。
(新聞「農民」2015.10.12付)
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