米をまもれ!!9・29中央行動
政府は直ちに対策をとれ
生産費にもはるかに及ばない低米価への対策を求めて、全労連、全農協労連、新日本婦人の会、農民連が呼びかけ、国民大運動実行委員会、国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)が協賛団体となり、9月29日、都内で「米つくって飯くえねえ・国民の主食を守れ・TPP合意阻止中央行動」が行われました。稲刈りを終え、または稲刈りの手を休めて参加した農家をはじめ、各団体・個人も含め約250人が集結しました。 |
千葉・埼玉農民連が用意したトラクターを先頭にパレード |
日比谷公園霞門前で行われたパレード出発集会では、農民連の白石淳一会長が開会あいさつ。「TPP閣僚会合の大筋合意に異常な執念をみせている安倍政権に対し、合意を許さないわれわれの意思を示そう。きょうの行動で、生産費を大幅に下回る米価を回復させる施策をとらせよう」と呼びかけました。
お母さんたちも「おいしいお米、食べ続けたい!」 |
全労連の井上久事務局長は、「農民も労働者も人間らしく生活できる米価・賃金を。安倍政権を打倒し、内需拡大、地域が豊かになる経済を」と提起しました。
新婦人の笠井貴美代会長は、「主食を支えられないこと自体がまさに“存立危機事態”だ。新しい政権づくりに合流し、主食を守り、日本の食文化を守ろう」と訴えました。
国会では、日本共産党の衆参両議員団が議員面会所で激励し、エールを交換しました。
議員面会所で「米を守れ」とエール交換 |
「農水省の話を直接聞けるいい機会だから、勉強しておいで」と送り出されてきました。
20歳代の農家が自殺した話を聞いてショックです。その方の分まで、がんばらないといけないと決意を新たにしました。
農水省の回答には、開いた口がふさがりません。自分で農家を経験してみて大変さをわかってから答えてほしい。
[2015年10月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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