もぎたて おしゃべり 夢いっぱい
ブドウ狩り交流会
青森県農民連女性部
青森県農民連の女性部で9月8日、「ぶどう狩り」交流会をしました。総会以外で県全体の女性たちが集まるのは、2012年以来です。
スチューベン生産日本一の鶴田町へ
青森県はリンゴが有名ですが、じつは地域によって主力農産物はまちまち。西北五農民組合のある鶴田町は、甘みが強くてお正月まで食べることができるスチューベンというブドウの産地で、生産量が日本一です。この日は、県内の5単組から18人が参加し、津軽ぶどう村の代表で、農民連会員でもある須郷貞次郎さんの畑で、ブドウ狩りを楽しみました。
カゴとハサミを持って畑へ入ると、ブドウの甘い香りがして、試食も進みます。須郷さんに食べごろのブドウを教えてもらいながら、もぎ取りました。
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甘い香りにさそわれて“試食”を楽しみながらのもぎ取り |
残念ながらスチューベンは時期的に間に合いませんでしたが、カゴの中はレッドポート、キャンベル、アーリースチューベンでいっぱいになりました。
もぎ取りの後は、ふるさと津軽産直センターのリンゴ冷蔵庫を見学。倉庫にはリンゴの段ボールが積まれ、リンゴの発送を待っていました。昼食は、休日には家族連れでにぎわうという、近くの富士見湖パークで、お弁当を食べました。
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楽しいお弁当タイムのあと、みんなでパチリ |
「一面のブドウ畑を見たのは初めて」という感想を皮切りに、「20年ぶりに来て、なつかしかった」という声や、「私は若いころ、デートで来たよ!」という思い出話まで飛び出し、「長生きの秘訣(ひけつ)は、友達を6人作って、今日のように楽しく過ごすこと」という話も出たり、楽しいおしゃべりで盛り上がりました。「次の交流会は、長芋掘りもいいね」「それなら、(長芋農家の)ウチに援農に来る?」など今後への夢もふくらみ、楽しい交流会となりました。
(青森・津軽農民組合 新田文代)
(新聞「農民」2015.9.28付)
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