築地でええじゃないか!
東京・新宿で宣伝とパレード
“豊洲移転に最後まで反対です”
農民連も加わる「守ろう!築地市場パレード実行委員会」は9月6日、東京・新宿駅東口で「築地でええじゃないか!」宣伝とパレードを行い、200人が参加しました。
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パレードする新日本婦人の会東京都本部のメンバー |
街頭宣伝は、ゲストを迎えてのリレートークをしました。
築地場外市場のマグロ料理専門店で働く山野井綾さん(21)は、「安全を保証できないマグロをお客さんに出したくない。最後まで反対していきます」と決意を述べました。
日本消費者連盟の山浦康明さんは、「築地市場は、沿岸漁業で水揚げされた水産物を全国に適正な価格で流通させる機能をもっている。それが大手の相対取引に代わってしまったら、町の魚屋も買い付けに行けなくなる」と懸念を表明。農民連の齋藤敏之常任委員もマイクを握り、「移転によって、市場が大手流通資本に乗っ取られ、小さな八百屋と生産者が手を組んで安全な農産物を提供する機能が失われる」と批判しました。
広島大学の三国英実名誉教授は、市場移転と農協「改革」、戦争する国づくりが一体で進められていることを告発し、移転反対運動への期待を語りました。
パレードは、新宿駅を一周。沿道の人たちに、移転反対を訴えました。
街頭宣伝には、日本共産党の田村智子参院議員が、パレードには、笠井亮衆院議員が参加し、激励しました。
(新聞「農民」2015.9.21付)
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