戦争法案
運動広げ必ず廃案に
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会は9月3日、16回目となる国会前行動を行い、2100人が集結しました。
主催者あいさつでは、農民連の笹渡義夫副会長が憲法共同センターを代表して発言。8月30日の12万人による国会包囲後の菅義偉官房長官による「誤解」発言に対し、「国民は政府の詭弁(きべん)を見抜いている。誤解しているのはどちらだ」と批判。「農村では『安倍は一体何をやっているのか』という怒りの声が沸き起こっている。これから一日一日が正念場。さらに運動を広げに広げ、戦争法案廃案を勝ち取ろう」と訴えました。
東京都内の高校生も発言し、「戦場に行かされるのは僕たちの世代。絶対に戦争法案を止めましょう」と訴え、大きな拍手がわき起こりました。
会場には国会議員も駆けつけました。生活の党の玉城デニー衆院議員と民主党の神本美恵子参院議員、社民党の福島瑞穂参院議員、日本共産党の仁比聡平参院議員があいさつしました。
戦争法案廃案・安倍政権打倒
国民の声 正面から受け止めよ
国民大運動実行委員会と安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会は9月2日、昼休みの国会前行動を行い、150人が参加しました。
主催者あいさつのあと、日本共産党の梅村さえこ衆院議員が国会報告を行いました。新日本婦人の会の浅井まりさんが、戦争法案廃案や消費税増税中止などを求める署名、11万5千人分を梅村議員に手渡しました。
各団体からの決意表明では全労連の長尾ゆり副議長が「ある労組では戦争法案の反対のためにストを行うと話したら、会社側も『戦争法案反対ならぜひやってください』と言われた。労使一体となって取り組める
課題だ」と紹介し、「安倍首相は国民の声を正面から受け止め、戦争法案を廃案にし、退陣しなさい」と訴えました。
最後に参加者は、連日予定されている行動を成功させる決意を固め合い、国会に向けて怒りのシュプレヒコールを行いました。
(新聞「農民」2015.9.14付)
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