「農民」記事データベース20150831-1179-011

旬の味


 まもなく初秋を迎え、梨、ブドウの収穫に大忙しの時期に入るとともに、稲穂が垂れ、稲刈りの時期を迎えます。今年は台風による長雨や日照不足、あるいは少雨と猛暑続きによる大幅減収など、農産物に影響がでています。さらには東日本大震災と原発事故の放射能汚染が農産物の低価格化に拍車をかけています▼TPPは、アメリカとの二国間協議で日本が大々的に重要農産物で譲歩していると聞きます。「国益を最大限に守る、国会決議を守る」とした約束はどこへやら。国民をだまし、日本農業と経済主権をアメリカに売り渡す政府の対応を絶対に許すわけにはいきません。TPP阻止の運動も国民を巻き込んだ運動としなければなりません▼日本を「戦争をする国」に変えようする戦争法案は憲法違反であり絶対に阻止しなければなりません。国会前の連日の抗議行動とともに、全国各地での街頭宣伝、集会、デモ、署名活動が進められており、「廃案」の共同の行動が重要となっています。ともにがんばりましょう。

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(新聞「農民」2015.8.31付)
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2015年8月

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