TPP 情報公開と撤退を
県選出の自民・民主両党国会議員団に
佐賀県農民連が要請
佐賀県農民連は8月7日、県選出の自民党国会議員4人の事務所を訪れ、TPP交渉の情報公開と撤退を求める要請を行いました。要請は、地元紙に報道されるなど注目を浴びました。
要請は、「佐賀県では知事選挙で安倍内閣直結の候補者が農政協などの支持する候補者に大差で敗れました。TPP交渉への安倍内閣への批判の表れの一環だと思われます」と述べ、「貴議員が佐賀県民や農民の声に応え、また国会決議に応え、TPP交渉からの撤退を求めるよう主張・行動されるよう要請します」と求めています。
11日には、県選出の民主党国会議員の事務所を訪れ、同様の要請を行いました。
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民主党国会議員秘書に要請書を手渡す平林事務局長(右)=8月11日 |
応対した民主党国会議員の秘書は「私たちは、国会決議を守るという立場は変わっていない」と述べ、TPPによって米価がさらに下がることへの不安を語りました。
(佐賀県農民連 平林正勝)
(新聞「農民」2015.8.31付)
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