青年農家の呼びかけで
マルシェ(Agu farm)を開催
福岡
対面販売の楽しさいっぱい
7月20日の夕方、福岡市中央区にある福岡農民会館の駐車場で、「Agu farm(アグファーム)」と名付けられたマルシェ(直売市)が開かれました。
開催を呼びかけたのは、今年4月に千葉・多古町旬の味産直センターでの研修からうきは市に戻り、みのう農民組合書記長の佐々木督文さんが経営するうきは農園を、一緒にやりはじめた息子の裕記さん。同級生と一緒に福岡でマルシェを開きたいと、県内の若い農業者に声をかけ、実現したものです。うきはからは桃とトウモロコシ、ミニトマトなど、若宮農民組合からはタマネギ、ピーマンなど、糸島農民組合からは組合員の家族で作った納豆、雑穀米などが出品されました。
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人通りのたえないアグファーム |
若者の呼び込みの声がビル街に響きます。大豆畑トラストの会員さんも街角に立って呼び込みの手伝いをしながら、SNSサイトのフェイスブックでも呼びかけをしてくれました。「ミニトマト、つめ放題ですよ〜」のかけ声に足を止め、入れ物いっぱいに入れてニコニコ顔の人もいます。「前から看板が出ていたでしょう? いつ開かれるかと、待ってたのよ」と言ってくれるお客さんもいて、「これからは毎週月曜日に開きます」と言うと、「新鮮なお野菜が手に入って、うれしいわ」などなど、対面販売の楽しさと手ごたえが感じられた取り組みとなりました。
(福岡・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2015.8.24付)
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