軽トラ市〜うるおいフェス
和歌山県紀の川市
軽トラ30台、1500人で大にぎわい
盆踊りも
8月2日の日曜日午後4時から「軽トラ市〜うるおいフェス」が、有機農業や環境にやさしい農業に取り組む和歌山県紀の川市で開催されました。
紀の川流域の橋本市や和歌山市のほか、紀美野町の若者たちが参加したほか、お客さんもお隣の大阪から来るなど約1500人が集まり、会場いっぱいになりました。軽トラックも30台以上が出動しました。日が暮れてからは、プロの方に教えてもらいながら盆踊りが行われました。
これまでは、紀の川流域の新規就農の若者たちがそれぞれグループをつくり、それぞれの地域でマルシェなどのいろいろな活動を行ってきていました。横のつながりは少しありましたが、「今みんなで何かやらなあかん」という思いで、今回のイベントを開催することになりました。
若い生産者のつながり広げよう
那賀地方(岩出市、紀の川市)では、4Hクラブが再開し、今回のイベントのきっかけにもなっています。また、那賀地方有機農業推進協議会では、活動が停滞していたなかで、若者からの提案で再開することになり、役員も若者に交代したところです。若い生産者の活動とそのつながりが広がってきたように思います。
紀ノ川農協青年部(かえるのマルシェ)の井上達也さんは、「参加者は新規就農の人が多くて、個性を出そうとしている感じでした。また、お客さんとの距離を縮める努力がみられました。新規っていうのもあるので、話がしやすいみたいで友達になった人が多かったようです。紀の川流域の若者がつながれた感じでした。これからは、もっと幅広い年齢の人たちが来て、距離を縮めるフェスになればよいなあ」と感想を語っていました。
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農産物をアピールする井上さん(右)と畑幸秀さん |
(和歌山県農民連 宇田篤弘)
(新聞「農民」2015.8.24付)
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