「農民」記事データベース20150824-1178-17

庄内産直センター(山形)の支援
毎回サポート

横浜の保育園関係者


被災地の子どもらに
お米と笑顔を届けて

 ド〜ンと米80俵 横浜から庄内経由

 宮城県の毎月の支援行動に炊き出し支援を続ける山形県の庄内産直センター。岩手、福島含めてのべ42回目の炊き出し支援になります。これには毎回、横浜市の保育園関係者6〜7人が炊き出しをサポートしています。

 メンバーは、保育関係者、在園・卒園児の保護者、消防士さんやその友達まで多彩な顔ぶれです。

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支援に訪れたみんなが全員集合
(7月11日、石巻市大橋仮設住宅)

 今回、庄内産直センターを通して、宮城県の被災者向けに玄米80俵の支援米を寄贈し、その取り組みが注目されます。

市内保育園に呼びかけ
支援の輪を広げる
基金1200万円にも

 継続した支援参加も広げて

 元はといえば庄内産直センターのお米を給食に利用し、園児とともに田植えや稲刈り交流を重ねた横浜市の保育園関係者。大震災を受けて、「被災地の子どもたちにお米と笑顔を届けよう」と横浜市内の保育園と関係者に呼びかけ、支援を組織。被災3県の保育園を中心に米40トン超を届けるなどして支援と交流を続けているとのことです。

 ニュースを発行し、支援の輪を広げ、この間、寄せられた基金は1200万円にのぼると言います。小雀みどり保育園の川辺初美園長は、「続けることがとても大事だと思っています。毎回新しい参加者も広がり、参加した人たちが地元に被災地の状況を持ち帰り、伝えていくことで、災害時のことや被災地の現状を学ぶことができます。そしてこれからの復興に私たちは何ができるのか、考えていきたいと思っています」と語っていました。

(新聞「農民」2015.8.24付)
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2015年8月

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