「農民」記事データベース20150803-1176-03

戦争法案

反対世論さらに広げ
廃案に追い込もう

関連/戦争法案は廃案にせよ


 戦争法案廃案、労働法制改悪阻止などを掲げて、中央総決起集会が7月24日、東京・日比谷野外音楽堂で行われ、1800人が参加しました。

 小田川義和・全労連議長が主催者あいさつ。「国会周辺で10万人、全国で100万人が行動に立ち上がり、列島騒然の状況をつくっている。戦争法案を廃案に追い込もう」と呼びかけました。

 専修大学の広渡清吾教授が連帯あいさつを行い、学者も戦争法案違憲の記者会見を150人で開き、1万人以上の賛同を得て、法案反対の声が広がっている状況を紹介。「国会で採決できない状況をつくるために、粘り強くたたかおう」と訴えました。

 日本共産党の宮本徹衆院議員が国会情勢を報告し、激励しました。

 各団体が決意表明を行い、全農協労連の斎藤裕委員長がTPP、農協解体に反対し、戦争法案とあわせて、安倍政権の暴走を止める共同を進める決意を表明しました。

 国民大運動実行委員会代表世話人の農民連・笹渡義夫副会長が閉会あいさつ。「戦争法案反対の世論をさらに広げ、それぞれの課題でのたたかいと結びながら、安倍政権を引きずりおろすためにたたかいぬこう」と呼びかけ、コールしました。

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閉会あいさつで訴える笹渡副会長


安倍政権の横暴を許すな!

戦争法案は廃案にせよ

総がかり行動 国会前2000人集結

 戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会は7月24日、国会前行動を行い、2000人が集結。「強行採決許さない」「戦争法案は廃案にせよ」と訴えました。

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国会に向け「戦争させない」「9条壊すな」と訴える参加者

 大分県から村山富市元首相が駆けつけ、「戦後70年、日本が戦争に巻き込まれなかったのは憲法があったからだ。たかが一首相が自分の思いで憲法の解釈を変えるなんてことが許されていいのか。残りの人生をかけてたたかう」と訴えました。

 農民連の吉川利明事務局長も「戦争する国づくりストップ! 憲法を守り生かす共同センター」を代表して主催者あいさつ。「法案は自然成立することはない。圧倒的世論で安倍政権をさらに追い込み、二度目の強行採決は内閣の命取りとなるところまで追い込こもう」と呼びかけました。

(新聞「農民」2015.8.3付)
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2015年8月

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