横浜・保育園児たちと田植え
18年目迎えた“生命の源にふれる旅”
子どもたちから活力もらった
山形・庄内産直センター
今年で18年目となる山形県の庄内産直センターと横浜の保育園との交流会「生命の源にふれる旅」が5月23日と6月1日に行われました。
園児たちは、毎日食べているお米を実際に植えて、刈り取ることで稲の成長過程を体感します。それに加え、交流会の中で、まだ雪が残る月山のブナの原生林を散策し、庄内地方の水がこうした山々の雪解け水などから長い時間をかけて田んぼに来ているということを理解してもらえるように取り組んでいます。
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生産者と一対一で田植えをしました |
また、園児たちが田植えをする際には、生産者と一対一になり苗の本数や植える場所などを教えてもらいながら行います。参加する園児も年々増えてきているため、園児と同じ人数の生産者をそろえるのが大変な一面もあります。しかし、生産者たちは園児たちと寄り添うことで、園児たちから活力をもらい、また安心でおいしい米を作ろうと意欲を沸き立たせてくれる交流会にもなっています。
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田植えの後、子どもたちと農家と一緒に昼食 |
(山形・庄内産直センター 小林隆範)
(新聞「農民」2015.6.29付)
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