福島県北農民連
九条田んぼ田植え
STOP
戦争する国づくり
幅広い世代40人集まる
福島県北農民連は5月31日、福島県桑折町で九条田んぼの田植えを行い、40人が参加しました。折り込みチラシを見て参加した親子連れや青年、新日本婦人の会の会員や直売所「産直カフェ」のスタッフら幅広い年代が集まり、にぎやかに行いました。昨年4年ぶりに復活し、7回目の開催です。
桑折支部支部長の岩崎秀吉さんから「きな臭い世の中になっています。みんなで戦争はダメだ、九条を守る思いを持って今日の田植えを行います。みんなで協力して完成させましょう」とあいさつの後、田植えがスタートしました。
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平和への思いを込めて田植えで汗を流しました |
今年の文字は「戦争する国づくり STOP」。
桑折支部の会員さんから提供された約13アールの田んぼに会員3人が前日、田んぼに悪戦苦闘しながら線を引いて、植えやすいようにしてくれました。いつもより広く細長い水田に初めて2段に挑戦。上段の難しい漢字の部分はベテラン農家に手ほどきを受けながら、下段の「STOP」は初心者が担当し、もっと丸みがほしいとかバランスが悪いから右に3列とか調整しながらみんなで文字を完成させました。
15台トラクター軽トラパレード
田植えの後はトラクター・軽トラパレード。1台のトラクター、14台の軽トラックが連なり宣伝カーを先頭に桑折町内をパレードしました。「九条田んぼの田植えを行いました」「戦争立法に反対の声をあげよう」「子や孫を戦場に送りたくない、戦争させたくない」「憲法9条を力を合わせて守ろう」と呼びかけました。
パレードの後は旬の野菜をふんだんに使ったお昼ごはんで交流。「初めての田んぼに足が抜けなくなったり、苗の生え方や、苗を引っ張らないと取れなかったり初めて知ること、体験することができてよかった」「今日、みんなで力を合わせて田植えしたように、戦争させないためにも多くの声をあげていきたい」などと話し合い、戦争はいやだという思いを強くした一日となりました。秋には稲刈り・収穫祭も計画しています。
(福島県北農民連 藤田和佳子)
(新聞「農民」2015.6.15付)
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