プレ企画“憲法の大切さわかった”東京平和委 憲法×若者 はるカフェ☆
若者憲法集会のプレ企画が各地で開催されています。 東京平和委員会は5月16日、都内で「憲法×若者 はるカフェ☆」を開催しました。 明日の自由を守る若手弁護士の会の種田和敏弁護士が講演。種田さんは「憲法とは王様、すなわち為政者を縛るものです。憲法を守る主体は天皇であり政府なのです。自民党の改憲案は国民に守らせて天皇を除外しようとしています。憲法が国民を縛る法律に変質してしまいます。政府は集団的自衛権という冷戦時代の遺物をいまさら持ち出してきています。他国の人を殺し殺されることになるし、軍事費のために社会保障や教育費が削減されてしまいます」と現在の動きの危険性を明らかにし、「『憲法違反はするな』とあきらめずに声をあげていくことが大切です」と話しました。
茨城県取手市から参加した会社員の谷口佳世さんは「参加したかいがありました。いままでは憲法が9条だけではなくて国民を守るものという意識がありませんでした。改めて憲法の大切さがわかり、何としても守らないといけないと感じました」と感想を話していました。
紙芝居使って憲法学習東商連東青協 “ラブ&ピース”つどい開く東京商工団体連合会(東商連)の青年部協議会(東青協)は5月26日、東京・十条の関西風居酒屋「うまいもんや」で「Love&Peace in うまいもんや」を開催しました。種田和敏弁護士が講演。明日の自由を守る若手弁護士の会が作成した紙芝居を使って憲法の解説をしました。 文京区で102年続く小林久間吉豆腐店の4代目、小林秀一さんは「戦争に行った久間吉さんが帰ってきて、豆腐屋を続けてくれたおかげで今も続いてます。平和を大切にして店を続けられるようにという思いで、久間吉さんの名前を残しています」と平和への思いを語っていました。
参加者はおいしい料理とお酒を片手にそれぞれの思いを語り大盛り上がり。参加者からは「ぜひとも今後も続けていきたい」「このつながりを大切にしたい」などの感想が出されました。
(新聞「農民」2015.6.8付)
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[2015年6月]
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