この人
夫婦そろって農民連加盟
江藤司さん・勝子さん=福岡・みのう
農民の皆さんと交流したい
江藤司さん・勝子さんご夫婦をご紹介します。
今年2月のある日、福岡県うきは市のみのう農民組合の事務所を訪れた人がいました。そして開口一番、「あなたが金子さんですか?」―これが司さんとの出会いでした。
「新聞『農民』を読んでいて、いつもみのう農民組合の通信が載っているのを見ていました。この際、加盟させてもらおうと思ってきました」と言うのです。「新聞『農民』はどこからとっているのですか?」と私。以前は江藤さんの近くにも農民連の組織があり、そこで新聞「農民」を購読していたそうですが、いまは仲間がいなくなり、東京の本部から直接、購読しているとのこと。
「みのう農民組合に入って、どんなことがしたいですか?」とお聞きすると、「みなさんと交流したい」と言います。
新聞「農民」でみのう農民組合のいろいろな活動が紹介されるので、大きな組合と思われたようですが、「思ったよりもこじんまりとしていた」とのことで、82歳で農業はやっていないけれど、奥さんも正組合員として、2人分の組合費を納められました。
農協勤めだったという奥さんの勝子さんは、明るく、「2人で160歳よ〜」と。「農民連のみんなと知り合えてよかった」と語る江藤さん。毎週援農に来ている人たちとの食事会にも顔を出し、さっそく新しい新聞の読者も増やしてこられました。みのう農民組合に、まちがいなく活気を呼び込んで下さっています。
(新聞「農民」2015.6.1付)
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