旬の味

　2月に奈良で開かれた農民連女性部総会に参加しました。奈良県農民連の活動や全国の農民組織としての課題、講演からもたくさんのことを学びました▼都市生活者の一人として、「食べ方は生き方、育て方」をモットーにして取り組んできた、月刊『食べもの通信』の編集や大阪府枚方市での有機農産物の産直がそれぞれ40年を超えました｡「農協つぶし」や「ＴＰＰ」の攻撃に直面して、日本の農業はどうなるのか、私たちの健康はどうなるのかとあらためて不安でいっぱいです▼いま、農業と農業生産者とともに生きる、産消連携の架け橋になることをあらためて考えながらの参加でした。総会で、奈良県農民連と奈良新日本婦人の会の連携の歩みやこれからについてもっと聞きたいと思いました▼そしてこの3月だけで奈良新婦人の“食と健康･おしゃべりカフェ”全5回が始まっています。“食べて、しゃべって、楽しく、かしこく”をモットーに、この時代を生きる当事者としてともに学び合っていこうと思います。