農のこころ丸山美沙夫
日を浴びてはじけそうなる種袋 高橋 次男 俳誌『しなの』から。春先の種物屋には穀物、野菜、草花の種子がにぎやかに並べられている。買い求める種物を選んでいるところだろうか。種物は実入りが良くなければ発芽率も悪い。種袋を振って中味を確認する光景も見受けられる。「はじけそうなる」と、詠んだ感動にこそ、種を蒔き育てる者の輝きを感じる。
(新聞「農民」2015.3.30付)
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[2015年3月]
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