国会決議厳守し即時撤退を
TPP反対
食健連が宣伝
全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は3月6日、東京・有楽町でTPP、農業・農協改悪反対を訴え宣伝を行いました。
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サルも登場して「TPP反対!」 |
全農協労連の舘野豊書記長は「うそは泥棒の始まりというが、まさに自民党はうそをついて政権の座についていることを思い起こしてください。2012年の総選挙で『TPP断固反対』の公約を掲げて政権についています。その公約を破り、国会の決議さえ覆し、交渉を前のめりに進めているのが今の実態です」と指摘。「食べ物は命にかかわる大問題です。安心・安全な食料を支えているのは、日本のような家族農業です。その農業を企業の食い物にする政策が進められようとしています。企業のもうけのために私たちの命を譲り渡すわけにはいきません」と訴えました。
農民連からは笹渡義夫副会長が登壇。「TPPは企業がもうかれば万事オーケー。企業の利益をどこまでも拡大し保障するための協定です。いまアメリカの横暴な要求に、安倍政権は次から次へと譲歩しているのが現状ではないでしょうか。農業のない日本にされかねません。『国会決議を厳守し、かなわないのであれは直ちに交渉から撤退せよ』と一緒に声をあげていきましょう」と呼びかけました。
訂正 新聞「農民」先週号(2015年3月9日付)が「1556号」、先々週号(16日付)が「1557号」となっているのをそれぞれ、「1156号」「1157号」に訂正します。
(新聞「農民」2015.3.23付)
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