農協解体阻止 必ず中央3団体が国会前行動
TPP交渉撤退署名も手渡す3月4日、国民大運動実行委員会と中央社会保障推進協議会、安保破棄中央実行委員会は共同で国会前行動に取り組みました。約200人が参加し、新日本婦人の会の浅井まり中央委員から、TPP交渉からの撤退を求める署名などが日本共産党の本村伸子衆院議員に手渡されました。 主催者あいさつで全日本民主医療機関連合会の山本淑子事務局次長は、「国民は安倍政権の暴走を望んでいない。安倍政権退陣こそが願いだ」と訴えました。
農民連本部の吉川利明事務局長は決意表明で、「農協解体攻撃が重大局面を迎えています。安倍首相は施政方針演説で『改革断行』の最優先課題として、農協改革を断固進めると宣言しました。地域の農協を活性化させ、農業所得を増やすといいますが、中身の話は全くありません。それもそのはず、本当の目的はTPP反対の中心となってきたJA全中を弱体化させ、農業を企業の食い物にするためだからです。農民連は多くの農協関係者や労働者、地域住民と一緒になって農協解体阻止のために奮闘します」と述べました。
最後に参加者は国会に向かって威勢よくシュプレヒコールを行いました。
官邸前アクションTPP寸劇に人だかり東京 渋谷ハチ公前で宣伝TPP交渉は今年に入り、アメリカの政治日程に合わせた無理なスケジュールが次々と打ち出され、「3月大筋合意」「今秋に署名」などという報道もされるなか、「STOP TPP!! 官邸前アクション」実行委員会は3月3日、特別編として東京・渋谷駅ハチ公前で、宣伝行動を行いました。各弁士は、TPP参加による国民のくらしへの影響を口々に語りました。また、当初3月中旬に予定されていた閣僚会合も、4月以降に先送りされるなど、当初の予定から遅れている実態が語られました。 日本消費者連盟の山浦康明さん、「TPPって何?」のまつだよしこさん、全労連の橋口紀塩事務局次長、農民連の湯川喜朗常任委員らが、各分野の立場から、TPPに立ち向かう力強い決意を述べました。 TPPによる影響を医療面からみる寸劇が披露されると、周囲に人だかりができ、注目を浴びていました。 日本共産党の紙智子参院議員、畠山和也衆院議員もかけつけ、あいさつしました。
(新聞「農民」2015.3.16付)
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[2015年3月]
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