旬の味
農民連女性部の第26回総会に参加しました。“女性の力を集め、農業のそして平和の危機をはね返そう”と全国各地から集まった女性たち。その笑顔と声が畑仕事に疲れ、夕暮れの道を急ぐ私を今日も励ましています▼ひとりのつぶやきを、その取り組みを生きいきと語る姿に感激。「女性がかわれば……」と、平塚らいてうのことばに魅せられ、「農村の女性たちの地位の向上を」と元気に活動していた青春の日々と重ねながら、涙しそうになることもありました▼戦後70年、女性の地位は向上してきたと思います。しかし、「…のくせに」「…だから」は、根強く残り、女性を取り巻く厳しい状況も生まれています。でも、先人たちが跳ね返し、築いてきたように私たちも必ず…と感じさせられた総会でした▼今年は、いっせい地方選挙の年。1946年4月10日、婦人参政権が行使された日に女性たちは喜び、うきうきと一票を握りしめ、投票に出かけたと聞きます。私も明日のための一票を大切にと思っています。 (え)
(新聞「農民」2015.3.9付)
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[2015年3月]
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