農のこころ丸山美沙夫
朝市や籠に満たせる春の詩(うた) 荒井 孚 俳誌『俳句人』から。朝市に農家の人々が持寄る春野菜や山菜などの初ものが出回る頃である。若菜の緑と花芽の付いた茎立、小松菜、水菜、ほうれん草など色彩の取合わせも新鮮に春を感じさせる。作者はその感動を「春の詩(うた)」と表現しているところに詩情が深く伝わってくる。朝市が各地で賑わう、早春の触れ合いとも。
(新聞「農民」2015.3.9付)
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[2015年3月]
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