旬の味

　先日の2月7、8日に、農民連青年部の総会を開催しました。西は福岡、北は北海道からの参加者が集まりました。生産農家から産直事務局員、一般の方が集い、お茶やお米、豆腐、しょう油等の味の食べ比べをしました。農家でも間違えてしまったり、全問正解する方々もいたりと、楽しんでもらえる企画になったと思います▼食べものには、生産者がこだわり持って作った特産物と、外国から輸入されたもの、大量生産を目的に作り上げられたもの、品質より価格重視で作られたものとがあります。これらを食べ比べすることで、「小さな食材から得る喜びを逃していないか、食の違いの感覚を麻ひ、汚染されていないか、生産する立場から消費者に何を伝えなければいけないか」等を、両方の立場から再確認してほしかったからです▼ＴＰＰの影響や政府の政策で食卓に上がる食材は影響してきます。食材を購入する方々に少しでもその大切さに気づいてもらって、こだわり生産者との距離が縮まれば幸いです。