農のこころ丸山美沙夫
畑のすず菜ひと〓(※)みも七日粥 金山喜久子 俳誌『道標』から。新年の行事の一つに七草粥がある。「すず菜」は青菜または蕪の別称であり、七草の一つ。一月七日に七種の若菜を入れた粥を食べると、邪気を除き万病にかからないという風習で、今も続けられている。また、七種が揃わなくてもよいとされていることも面白い。「ひと〓(※)み」の大らかさが明るい。
※〓は、「掴」の異体字、「てへん」+「くにがまえ」+「或」。 (新聞「農民」2015.1.26付)
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[2015年1月]
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