「農民」記事データベース20150119-1149-09

旬の味


 2015年、あけましておめでとうございます。昨年の国際家族農業年に続いて、今年は国際土壌年です。日本の農業が農業委員会や農協つぶしにさらされている最中に、国連に代表される世界の良識は農業と農地を人類の命の存続の基盤としてとらえ、警告ののろしをあげてくれていることに安どします▼国連の国際年では、1975年の国際婦人年のみが世界的な運動をおこし、国際法も定め、世界的な女性の地位改善に取り組み続けています。これは、国内外の運動の担い手が連帯しているからだと思います▼いま農民は世界とつながる組織を持ちつつあります。しかし、国内での運動の担い手は農民だけでなく、命の糧を農業に託している都市生活者もまた担い手であり、農業、農民への連帯者になるには今何をしたらよいのかを考えさせられています▼今年は月刊『食べもの通信』の発行45周年を迎えます。2月に奈良で開かれる農民連女性部総会には都市生活者の一人として参加し、ともに学びたいと思っています。

(風)

(新聞「農民」2015.1.19付)
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2015年1月

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