千葉県農民連女性部
第26回あらぐさ総会
“安い米価に悩む”などの意見
マジックやストレッチ体操も
千葉県農民連女性部第26回あらぐさ総会が11月20日、富里町で25人の参加で行われました。
今回は学習として、日本母親大会で行われた小森陽一さん(東京大学教授、九条の会事務局長)の講演をDVDで鑑賞しました。
DVDを見るためのプロジェクターは急きょ学習で必要だと県連に訴え購入してもらいました。
小森さんは「憲法9条があるから、日本は世界のどこに自衛隊が派遣されても、紛争に巻き込まれる前に隊員たちは帰国することができる。誰だって巻き込まれたくないから、一緒に行動している軍隊からうらやましがられている」と9条を守らなくてはならない理由をわかりやすく話してくれました。
熱中症もぜひ農業労災認定を
意見交流の場では「米がこれだけ安くなると、今まで他人の田んぼも頼まれて作ってきたけど、返そうか悩んでいるところ」「返された方も困るよね」「熱中症も農業労災で認められるといいんだけど」などの声が出されました。
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意見交流で米価や農作業のことを語り合いました |
また、もうすぐ80歳になる女性から「草刈りしていたら機械の刃が石にぶつかって、破片が飛んできて怖い思いをした」とさまざまな話がでました。
来年の全国女性部総会は奈良県で行われ、柿の葉寿司の準備などお出迎えの準備が着々と進められていることなど、全国連女性部の藤原麻子さんから報告がありました。
今年はマジックショーもあり、午後からは昨年の総会から取り入れているストレッチ体操を講師を迎えて行いました。
(千葉県農民連 小島朋子)
(新聞「農民」2014.12.22付)
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