埼玉県農民連女性部福島県へ研修旅行
廃家屋、流れ着いた船・自動車
埼玉県農民連女性部は11月14日、女性11人、男性6人で福島県へ研修旅行に行きました。毎年恒例の研修旅行ですが、今年は、「東日本大震災のことを現地の人に聞いて、自分の目で確認したい」という声に応えて福島県を訪問。浜通り農民連の三浦広志さんに案内していただきました。 |
「野馬土」の前で記念撮影しました |
研修旅行初参加の山崎敏子さんは、「心に残る一日になった。見たことを家族や友人に伝えていきたい」と語り、鈴木英子さんは「私の実家のある北海道にも泊原発があり、周りの住民も反対している。こんな事故は起こしてはいけない。今日は来てよかった」、塚越さんも「本当にタイムリーな企画で、目からウロコだった」と、感想を話してくれました。
講演会が行われ、講師の兼田昭一さんは今年、教員生活の中での同僚や生徒たちとの交流や奮闘を綴った『かねちゃん先生奮闘記 生徒ってすごいよ』を出版され、教え子に俳優の渡辺徹さんがいます。
下妻地域母親連絡会は2004年10月に開催された第44回茨城県母親大会を機に地域実行委員会メンバーを中心に結成され、その後、例年各地で行われる県大会や全国大会の成功に向け、活動、交流してきました。地域大会を開くために、「初めの1歩を踏み出さなければ」と奮起し、小規模の催しながらも4カ月の準備期間を経ての開催でした。
兼田さんは「すべての文化は人間と人間が関わり合うためにできたもの。話すより受け取ること。人間の目線を大切にし、ひら(同じ目線)で話し合うことが大切」と講演を結び、最後は全員で「ふるさと」を合唱して閉会しました。
[2014年12月]
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