宮城農民連青年部
愛と青春の文化祭
国産にこだわりピザづくり
スコップ三味線に会場わく
11月17日は今年最大のイベントとして宮城農民連青年部による「愛と青春の文化祭」と農民連の交流企画「歌って踊って庭払い」を行いました。午前中は、栗原市一迫の渡辺信雄さん宅のキッチンをお借りし、飲食店を経営する佐藤雅宣さんの監修による国産の食材にこだわったピザ作りを4人で行いました。
いざ料理に取りかかるも、トマトの湯むきや味見で時間がかかりましたが、4種類のピザとディル(ハーブ)を練りこんだホカッチャを作りました。
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手作りピザと芋煮を囲んで昼食会 |
渡辺さんには山形風芋煮などを用意していただきました。昼食を心待ちにしていた区長さんご夫婦、昼食時に到着した2人の部員も加わり、食事をしながら農業をやる意味について語りあうなど、有意義な時間となりました。
歌って踊って 庭払い
おいしい料理を頂いた後は渡辺さんの田んぼを見学し、鳴子温泉へ向かいました。夕方からの「庭払い」には青年部員7人が参加し、全体で31人となりました。参加者によるスコップ三味線、ギター演奏で会場が盛り上がり、青年部企画の「利きごはん大会」で農家の前でご飯を食べて品種を当てるゲームをしました。
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スコップを三味線に代えて |
青年部の威信をかけて、平間徹也部長が見事に品種を当て、景品の米を手に入れることができました。さらに農家によるマジックショー、事務局による少林寺拳法演武で会場をわかしました。庭払いを「悪政払い」とかけ、米価暴落などの怒りを表現し、国民のための政治・農業再生の政治確立にむけ奮闘しようと、夜遅くまで歌って盛り上がりました。
(宮城農民連 芳賀緑)
(新聞「農民」2014.12.15付)
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